売れる物を
確かめる手順シート
第2回でお見せした「売れる物の確かめ方」を、手順にまとめました。eBayを触ったことがない人でも、上から順番にやれば進めるようにしています。
データを開く
そろえる
掘り下げる
記録を確かめる
見る
計算する
1〜3:eBayで探す / 4〜5:欲しい人と、並んでいる人を確かめる / 6:残るか
売れる物は、探しながら確かめる
商品を探すとき、ほとんどの人は「自分が好きな物」「詳しい物」から考えます。それ自体は悪くありません。ただ、感覚だけで決めると、もう出している人が多い所に行きつきやすい。
だから、1つ目の条件は「eBayで実際に売れていること」。そのうえで、見るのは2つです。
売れていても出品者が多い物は、値段の差が残っていません。出品者が少なくても、売れていなければ需要が証明されていません。両方見るのがポイントです。
覚えるのは「この商品」ではなく、この「探し方」。
eBayの中には、売る側向けに「今どんな物が、いくらで、何個売れているか」を無料で見られるデータがあります。
場所は、eBayのセラーハブ → 「調査」 → 「製品の調査」です(セラーハブは、eBayの売る人用の管理画面)。商品名を入れて検索します。
- 1売れた数表の「総販売数」。選んだ期間に何個売れたか。
- 2平均の値段「平均販売価格」。だいたいいくらで売れているか。
- 3売れている割合「販売実績」。出ている物のうち、どれだけ売れたか。
表の値段が「円」と表示されることがありますが、ドルの金額です。
アカウントを作ったばかりだと、この画面がまだ開けないことがあります。そのときは、ステップ4の「実際に売れた記録」から始めて大丈夫です。
| 項目 | 設定 | なぜ |
|---|---|---|
| キーワード | japan | 入口。ここから掘り下げる |
| 期間 | 過去90日 | 今の動きを見る |
| 形式 | 即決だけ | オークションは値段のブレが大きい |
| 発送元 | 日本 | 自分と同じ条件で売れた物だけ見る |
| 買う人 | アメリカ | 地域で値段が違うので、そろえる |
| 値段 | まず50〜200ドル | 安すぎると残らない/高すぎると始めたばかりの枠とお金が追いつかない |
- 12個以上売れている物を探す1個だけだと、たまたまかもしれません。
- 2気になるメーカー名・シリーズで調べ直すみんなが知っている言葉から始めて、メーカー → シリーズ → 型番と、細かく入っていきます。
- 3知らない名前が出てきたら、それで再検索自分が知っている商品は、他の出品者の目にも留まっています。なるべく具体的な商品まで深掘りするのがポイントです。
- 4言葉の書き方を、売れている商品のタイトルに合わせる同じ物でも、英語の書き方やスペースの入れ方が1つ違うだけで、出てくる数がガラッと変わることがあります。出てきた商品のタイトルで、実際に使われている書き方を真似して調べ直します。
見つけた型番を、eBayの「実際に売れた記録」で確かめます。
- 1ログインして型番で検索し、左の「表示のみ」で「販売済み商品」にチェック売れた記録を見るには、ログインが必要です。日本語より英語の商品名の方が、たくさん出てきます。
- 2本当に何個、いくらで売れているか売れた日付で、最近も売れているかを見ます。
- 3値段は、送料も足した合計で見る売れた値段のすぐ下に送料が出ます。
- 売れた値段は、高いのと安いのを外して真ん中あたりを見る
- 100個、200個売れている物は要注意。出している人も多いです
売れた記録だけでなく、今その商品を、何人が、いくらで出しているかを見ます。
製品の調査の「アクティブ」でも見られますし、eBayで型番を普通に検索しても分かります。
ここを飛ばすと、「誰もいないと思ったら、もう並んでた」になります。
- 1国内の仕入れ値を調べる国内の送料も入れた金額で見ます。
- 2今の値段で、手数料と海外への送料を引く計算は、第1回の「利益計算シート」で数字を入れるだけでできます。
- 3仕入れ先が1つしかない物は外すたとえばメルカリに1個しか出ていない物は、そこが売れてしまうと仕入れられません。無在庫には向いていないので、ここで外しておきます。
- 4調べた結果はメモに残す「出さない」と決めた物も成果です。同じ物を二度調べずに済みます。
- 評価が少ないうちは、1品の利益が小さくても、売れやすい物で枠を使い切る
- 評価がたまってから、利益が大きく残る物に広げていく
6つのどこかで外れたら、出さない。それだけで、大きな失敗はかなり減ります。
出して、反応を見る
無在庫は在庫を持っていないので、手順どおりに確かめた物は、まず出してみて、お客さんの反応を見ることができます。
- 出品は、あとから取り下げられます。取り下げれば、その分の枠も空きます。
- 1品を完ぺきに調べ切ってから出すより、確かめた物をどんどん出して、見られている物・売れた物を増やしていく方が、早く分かってきます。
売れた記録だけで決めると、こうなる
「盆栽」から掘り下げていった例です(2026年10月17日時点・直近90日・アメリカ向け)。
ここまでだと、「20個売れて、売った人は1人。狙い目!」に見えます。
売れた記録だけで決めていたら、19人目になる所でした。だから、売れた記録と今の出品、両方見るんです。
売った人=製品の調査の「出品者数合計」(売れた記録のある出品者)。今の出品は、eBayで「kaneshin 38j」を検索した結果(日本からの出品者18人・約2万〜2万6千円)。数字は時期で変わります。
確かめた物の中から、
どれを選ぶか。
この手順で、「出してはいけない物」はかなり外せるようになります。
ただ、確かめた候補の中からどれを選んで、いつ利益を取りにいくか。ここは、自分の商品で答え合わせをしながら身につけていく部分です。その育て方は、10/27(火)20:00からの説明会でお話しします。
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